校正の手順

アジフィルは、振動振幅の調整を可能にするスマートセンサーを内蔵しています。正しく動作させるには、アジフィルを校正する必要があります。

アジフィルを校正するタイミングについて

重要

アジフィルを初めて使用する前に、キャリブレーションが必要です。

校正は次の場合にも必要です。

容器を別の大きさの容器と交換する。
容器にカスタムアクセサリ（注ぎ口、スライド）を追加する。
容器が改造される場合は、容器の取り外し方法を参照してください。
ファームウェアの更新完了。
アジフィルの定期的な保守計画

校正の前に行うこと

重要

校正の手順を開始する前に次の点を確認してください。

すべての部品 を容器から取り出す。
アジフィルの設置方法の説明に従って、アジフィルが正しく固定されていることを確認する。
容器がアクチュエータベースに正しく固定されていることを確認する。
容器が隣接する物に干渉することなく自由に動かすことができることを確認する。
近くに不要な振動を発生させる機器がないことを確認する。

校正を開始する

プッシュボタン校正を5秒間押すと、キャリブレーションプロセスが開始されます。キャリブレーション中、コントローラは最適なドライブ設定を見つけるために、異なる振幅レベルで複数の周波数スイープを実行します。進行中の校正プロセスは、青色の状態 LED の点滅で示される（表 10 を参照）。キャリブレーションには 30 秒〜60 秒かかります。

重要

進行中の校正の間は、次のことを気をつけてください。

アジフィルに触れないでください。
アジフィルが取り付けられているフレームに触れないでください。

../_images/press_calib.png — 図 30 針で校正プッシュボタン（Calib）を押してくだい。

正しく校正できたかどうかについて

校正が完了すると、校正が成功したかどうかを状態 LED で確認します。

ソリッド緑色のシグナルが５秒間続いたら、校正が成功し、新しい設定が保存されます。
ソリッド赤色のシグナルが５秒間続いたら、校正は失敗し、設定は以前のままで保存されます。

校正に失敗した場合は、上記のすべてのポイントが守られていることを確認し、手順を繰り返してください。それでも問題が解決しない場合は、当社のウェブサイトからサポートチームまでお問い合わせください。